建築には、大小に関わらずその大半に「鉄筋コンクリート工法」または「鉄骨コンクリート工法」が用いられています。この工法は、杭の上に鉄筋を組み、これを型枠で囲って柱などの形を作り、その中にコンクリートを流し込み固める工法で、この型枠を作り組み立てるのが型枠大工(型枠工)です。
型枠大工の行う仕事の種類は、ビル建築にとどまらず、土木工事でも新幹線、橋、トンネル、地下鉄などコンクリートを使う工事はすべて対象となり、現在ますますこの職業の需要が増大しています。ロボットに任せることができるような仕事でもありませんし、今後も技術があれば仕事自体はあります。 手に職をつける、といいますが型枠大工はまさにその通りといえる職であるといえます。